映画オレンジ(感想)@こより
正直見る気はまーったくありませんでした。
マンガを全巻読んでいたので結末はわかってるし、別にわざわざ映画で見なくても良いかなと。
しかし、バンクーバーからの帰りの飛行機で特に見たい映画もなく、ながら見しようと見てみることに・・・
結論から言います。
二回号泣しました、飛行機で。
隣の席誰もいなくてよかったー
以下ネタバレ要素含みます。
見る予定のあるかたは控えてくださいm(__)m
○あらすじ○
高校2年生の春。ある日26歳になった10年後の自分から1通の手紙が菜穂のもとに届きます。そこに記されていたのは「大切なものを失わないで」というメッセージ。
日記のように日付とともに未来に起こることが事細かに書かれた手紙には、これから転校してくる翔を好きになるということ、そして翔は1年後には死んでしまうということが書かれていました。始めは半信半疑の菜穂でしたが、手紙に書かれていることが現実に起こっていく様子に、手紙が未来から来たものであるということを受け入れます。
翔を救うため、自分の運命を変えるため、未来を変える物語が始まります。
○号泣ポイント!○
リレーのシーン
告白シーン
クライマックス
○個人的に感動したとこ○
10年後のスワが奈穂の肩を後ろからそっと抱いて、過去に手紙を書こうかと提案するシーン
○マンガと映画の違い○
マンガ以上に感動した気がしますね。
1年間を映画にまとめるともっとひとつひとつの出来事が雑になるイメージですが、この作品は雑さが全く感じられませんでした。
演出がうまいのだと思います。
ちょいちょいマンガと違う内容になっているのですが、マンガよりこっちのほうが良いんじゃないか!?と思うくらいストーリーの流れが自然で話に没頭してしまいました。
オレンジがヒットしたとき、私は何が良いのかさーっぱりわかりませんでしたが、今になってその良さがわかりました。
後悔しないよう、現在を精一杯生きたいと思いました。